生活習慣病の元を断つために、特定健診で内臓脂肪をチェック
目には見えないところで、病気の元が蓄積されている可能性があります。特に40歳を超えた人は、内臓に脂肪が蓄積されるメタボリックシンドロームの状態でいると、脳梗塞や脳卒中といった大きな病気になる可能性が高いことがわかっています。特定健診では、メタボリックシンドロームを早期に発見し、病気になる以前のもっと早い段階から、生活習慣病を予防します。
心筋梗塞や狭心症などの心血管系の病気や脳卒中などといった大きな病気になる危険性が高いメタボリックシンドロームを予防するため、「腹囲」の計測などを実施します。
特定健診の結果に応じて、個人にあった保健指導を行います。これからは受けっぱなしではなく不適切な生活を確実に変えていけるようなきめ細かな指導に重点が置かれます。
当健保組合は、オンライン資格確認等システムを導入しています。このシステムの機能の1つとして、当健保組合に加入する前に加入していた保険者(以下、旧保険者)において実施された特定健診情報を、当健保組合に提供することが可能となっています。
この提供にあたっては、オンライン資格確認等システムを用いて当健保組合が旧保険者から特定健診情報の提供を受ける場合に限り、加入者本人の同意を得ることは不要とされています。
旧保険者で実施された特定健診情報の提供を希望されない場合は、下記の「オンライン資格確認等システムによる保険者からの特定健康診査情報の提供に関する不同意申請書」の提出をお願いいたします。
「オンライン資格確認等システムによる保険者からの特定健康診査情報の提供に関する不同意申請書」
75歳以上の人を対象とした後期高齢者医療制度に、各医療保険者は「後期高齢者支援金」を拠出しています。この支援金額は、特定健診・特定保健指導の実施率に加え、特定保健指導の対象者割合の減少幅など、複数の指標により評価され、加算・減算されます。(加算・減算率の法定上限10%)
被保険者および被扶養者のみなさんが健診を受けることが、健保財政に影響を与えることになりますので、日頃の健康的な生活習慣を実践するとともに、年に一度は必ず健診を受けてください。