退職後どうなる

任意継続被保険者制度

2ヵ月以上被保険者であれば退職後も加入できます

退職すると被保険者の資格を失いますが、退職後も、引き続き健康保険に加入できるのが「任意継続被保険者制度」です。

任意継続被保険者制度はこんな制度です

資格要件 退職日まで2ヵ月以上被保険者であった人で、資格喪失後20日以内に手続きをすること。
加入できる期間 退職後2年間。
資格喪失 保険料を滞納したときや、再就職、死亡したとき、および任意継続被保険者となってから2年を経過したとき。後期高齢者医療制度等に加入したとき。脱退の申し出が受理された月の月末が到来したとき。
標準報酬 被保険者の資格を喪失したときの標準報酬月額。ただし、その額が710,000円を超えるときは、710,000円を標準報酬月額の基礎となる標準月額とみなしたときの標準報酬月額とする。
保険料 一般保険料・介護保険料とも、事業主分を含めた全額を負担。

保険料の納付方法は毎月10日までに自分で保険料を納付する月払いのほか、一定期間の保険料を一括して納付する前納があり、前納の場合は保険料が割引されます。
前納できる期間は1年毎(4月〜翌年3月分)です。
詳しくは健康保険組合にお問い合わせください。
保険給付 在職中と同様、法定給付(出産手当金、傷病手当金を除く)と付加給付を支給。