退職後どうなる

前期高齢者医療制度

65歳からは前期高齢者医療制度の対象となります

65歳以上の高齢者が多く加入している医療保険と、あまり加入していない医療保険とでは、医療費負担に大きな差が出ます。この医療費負担の不均衡を調整しようという制度です。65歳〜74歳の高齢者が対象になりますが、加入する医療保険が変わることはありません。

加入する医療保険は変わりません

これまで同様に、加入している医療保険制度から同じ保険給付を受けます。ただし、療養病床に入院した場合、1日3食分まで1食につき490円(もしくは450円)、居住費として1日370円を自己負担します。 くわしくはこちら

高齢者の医療費を公平に負担します

各健保組合などの医療保険ごとに、加入している前期高齢者の加入率を算出し、すべての医療保険に加入している前期高齢者の加入率と比較します。加入率の低い医療保険は、「前期高齢者納付金」を負担し、医療保険間の不均衡を調整します。

〔医療保険と高額介護の合算制度〕

医療保険と介護保険の自己負担額を合算して一定額を超えた場合、申請によりその超えた額が支給されます。 くわしくはこちら